【全米女子プロ】シブコ 46位と崩れるも「あと2日すべて出し切ります」 米本土4試合すべて予選通過

2020年10月10日 11時40分

調子が上向きだした渋野(ロイター=USA TODAY)

【ペンシルベニア州ニュータウンスクエア9日(日本時間10日)発】ゴルフの海外メジャー「全米女子プロ選手権」(アロニミンクGC=パー70)2日目、13位から出た渋野日向子(21=サントリー)は75と崩れ、通算5オーバーの46位に後退した。一方、畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は69のラウンドで通算1オーバーとし、40位から19位に浮上。河本結(22=リコー)は2オーバーの24位、野村敏京(27)は6オーバーの62位で日本勢は4人全員が予選を通過した。首位は4アンダーで金世煥(27=韓国)が立った。

「一つのミスを引きずって切り替えができなかった。情けなかったなと思います」。渋野がそう振り返った一打は、1つスコアを落として迎えた前半の13番パー4のティーショット。3Wを手にしたが大きく右に曲げ、ボールは林に飛び込んだ。

 2打目はグリーン方向には打てず、このホールをボギーとすると「プチーンってなっちゃいました」。15、16番では連続ボギーと4ホールで3つスコアを落とした。

「初日が良かった分、今日も頑張らないとと思っていましたし、結果的に上の方にいたので、その位置から落ちたくないという欲深いところもあったと思います」

 予選通過も危うくなりそうな流れだったが、それを食い止めたのが、18番パー4のチップインバーディー。「あれですごい切り替えられましたね。後半もスコアは落としたけど、あれが入っていなかったらもっと悪いスコア、余裕で予選落ちになっていたんじゃないかと思います」と振り返った。後半は5番パー3で2メートルにつけてバーディーを奪うなど、1バーディー、3ボギー。スコア以上に内容的には立ち直りを見せた。

 約2か月の海外遠征の最終戦。初の米本土での4試合はすべて予選通過を果たし「そこは目標にしていました。今日は悪いところが全部出たんですけど、ちょっとずつ自分らしいゴルフを取り戻せてきたんじゃないかと思います」と安堵した。日本での開幕戦から3試合連続予選落ちを喫した時期から比べれば、調子が大きく上向いているのは明らかだ。

「予選を通ってしまえばこっちのものなんで、あと2日、今まで習ってきたことすべてを出し切れるように頑張ります」。優勝争いからは大きく後退したが、諦めることなく、上位返り咲きを目指す。