8日開幕・全米女子プロ選手権 シブコは待ち受ける最高難易度コースをどう攻略するか

2020年10月07日 11時00分

渋野日向子

 8日に開幕する女子ゴルフのメジャー「全米女子プロ選手権」はどんな戦いになるのか。大会の舞台となるのはペンシルベニア州のアロミニンクGC。女子のメジャーが開催されるのは初めてだが、名コース設計家として知られる“巨匠”ドナルド・ロスの代表作の一つだ。

 ロスが設計したコースの特徴は、グリーンをこぼれたボールが低い場所へ転がり落ちる、日本の「砲台グリーン」に似た形状。ピンを狙ったボールを高さやスピンで確実に止める技術が求められる。ロスの最も有名な設計コース「パインハースト№2」で開催された2014年「全米女子オープン」でのミシェル・ウィーの優勝スコアは通算2アンダー。過去10年で最も難易度が高かった。

 1928年に現在の場所に移転したアロミニンクGCは、62年に「全米プロ」、2003年には「全米プロシニア」が開催されているが、コースは今大会と26年の「全米プロ」に向けて大幅にリニューアルされた。18年には米男子ツアーのプレーオフ「BMW選手権」が開催され、キーガン・ブラッドリー(米国)が通算20アンダーのスコアで優勝したが、メジャーとなる今回は主催の全米プロゴルフ協会のセッティング次第で、一気に過酷な戦いになることもあり得る。

 6日(日本時間7日)には予選ラウンドのペアリングが発表され、昨年の「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子(21=サントリー)はモーガン・プレッセル(32=米国)、アン・バンダム(25=オランダ)と同組で、初日は8日午後0時50分(日本時間9日午前1時50分)にスタート。先週の大会でV争いをした畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)はリンジー・ウィーバー(28=米国)、ペルニラ・リンドバーグ(34=スウェーデン)と8日午前8時5分(同午後9時5分)にティーオフする。

 難コースをどう攻略するか注目が集まる。