【ショップライト・クラシック】畑岡は通算14アンダー4位 本音は「今週がメジャーじゃなくてよかった」

2020年10月05日 11時30分

畑岡奈紗

【ニュージャージー州ギャロウェー4日(日本時間5日)発】ゴルフ米女子ツアー「ショップライト・クラシック」(シービュー・ベイコース=パー71)最終日、4位から出た畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は6バーディー、4ボギーの69で回り、通算14アンダーまで伸ばしたが4位に終わり、米ツアー4勝目はならなかった。渋野日向子(21=サントリー)は69と伸ばし、6アンダーの27位でフィニッシュ。河本結(22=リコー)は4アンダーの40位、上原彩子(36=モスバーガー)は1アンダーの54位だった。メル・リード(33=英国)が19アンダーでツアー初優勝を飾った。

 2日目に首位に立ったものの、3日目は伸ばし切れずに首位のリードとは3打差でのスタート。畑岡にとって次週の「全米女子プロ」の前哨戦という考えはなく、目の前の試合を勝つことに集中していた。

「追いかける方が好き」と3日目終了後に話していた通り、序盤から攻めのゴルフを展開。2番でボギーを先行させたが、続く3番でバウンスバックし、6番に続いて7番も絶妙なタッチのパットで連続バーディーを奪った。8番はティーショットを右のブッシュに打ち込んでペナルティーとなったが、冷静に3打目でグリーンに乗せると、6メートルのパットを沈めてパーセーブに成功。続く9番でバーディーを奪い、首位を走るリードを2打差の射程圏内に入れた。

 だが、その直後に鼻血を出すアクシデント。体調に問題があるようには見えなかったが、マスクを着けてのプレーを強いられた。後半のスタートとなった10番はティーショットをバンカーに入れたのが響いてボギーを叩くと、ショットが左右に曲がり始め、12、14番もボギーとして後退した。

 それでも、16番で10メートルの長いパットをねじ込んでバーディーを奪うと、最終18番もバーディー。大崩れは阻止して世界ランキング8位の意地を見せた。

 ホールアウト後は疲れた様子で「なかなかショットのリズムが悪くて、良い感覚がつかめないまま終わってしまった。今日は2アンダーだったけど、気持ちは5オーバーくらい打った感じ」と語った。ショットが曲がったことについても「ティーショットがフェアウエーにいかないと厳しい。真っすぐをイメージして、どちらかに曲がった時が怖い。真っすぐに打たないで曲げるイメージの方がよさそう」と課題と修正点を挙げた。

 最後に漏らした本音は「今週がメジャーじゃなくてよかった」。昨年は前哨戦で好結果を残しても、メジャー本番で優勝争いにすら絡めないという流れだっただけに、4位という結果でも課題だらけの今回のほうが伸びしろも期待できる。「4日間伸ばせないと勝てない。メジャーもそういう戦いになる。安定したプレーができるようにしたい」と気を引き締めた。