ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」2日目(2日、福岡・ザ・クラシックGC=パー72)、2位スタートの小祝さくら(22=ニトリ)は終盤でダブルボギーがあったものの、69のラウンドで9アンダーの単独首位に浮上した。

 11アンダーまでスコアを伸ばし、独走態勢を築きつつあった小祝は7番パー3でもパーオンに成功した。

 しかし、下りの8メートルを警戒し過ぎてショートすると、1メートルのパーパットはカップに蹴られて、次は上りの2・5メートル。これも決まらず、まさかの4パットでダブルボギーを喫した。

「考えていないように見られるんですけど、4パットはショックを受けてます。今日はキャディーさんと話しながら次のホールに歩いてなんとか切り替えるようにしました」。それでも、続く8番パー5は「ほとんどストレート」という2メートルのチャンスを逃がし、終盤のパッティングを悔やんだ。

「下りのパットは止まらないようなところもあったんですけど、それが入ってくれたりラッキーもありました。全体的にはパットも入っていたし、まずまずのゴルフかなと思います」。スタート時点で目標にしていた「67」には2打及ばなかったが、自らのプレーに及第点を与えた。

 2日目を迎えても、メジャーの雰囲気については「今朝は本当に寒くて、それどころではありませんでした」と相変わらずのマイペース。ラウンド後はショット練習に続いて、入念にパッティング練習を繰り返し、コースを後にした。