【全米OP】松山英樹5差4位で最終日へ 終盤失速も「まだ今日でよかった」

2020年09月20日 11時00分

終盤4ホールで3つスコアを落とした松山は5差4位で最終日へ(ロイター)

【ニューヨーク州ママロネック19日(日本時間20日)発】ゴルフのメジャー「全米オープン」(ウイングドフットGC=パー70)3日目、首位と4打差の7位から出た松山英樹(28=LEXUS)は6バーディー、4ボギーと1ダブルボギーの70で通算イーブン。首位と5打差の4位で最終日を迎えることになった。この日65で回ったマシュー・ウルフ(21=米国)が5アンダーの首位。

 松山は1番パー4で2打目を1メートルにつけてバーディー発進。2番と3番でボギーを叩くも、4番からは圧巻の3連続バーディー。順位は2位に上がり、トップをとらえることに期待が高まる。

 7番パー3は4メートルにオン。ところがバーディーパットを2メートルオーバーさせ、返しも決められずスリーパットのボギーで後退した。

 9、10番は2メートルのチャンスをモノにできず、もどかしい展開。この間にひとつ後ろを回るウルフが9番パー5でバーディーを奪って通算5アンダーとし、V争いから一歩抜け出した。

 そのウルフとの差は「4」。これ以上は離されたくない状況で迎えた12番パー5は51ヤードからの3打目を1メートルにつけてバーディー。14番は左右に切れる6メートルのラインを読み切って、この日6個目のバーディーを奪った。

 これで首位との差を「2」に詰めるが、好調だったティーショットが乱れだす。15番パー4は、アゴの高いバンカーからの2打目がクリークに入りかけてボギー。17番パー4ではグリーンサイドの深いラフからのアプローチを反対側のバンカーに入れ、次も5メートルオーバー。ボギーパットは、あとひと転がり届かずダブルボギーとしてしまった。

 上がり4ホールで3つ落とす嫌な流れも「ショットが暴れてしまってスコアをつくれなかったけど、まだ今日(3日目)でよかった」とホールアウト後はすぐに最終日に向けて気持ちを切り替えた。

 この日の6バーディーはウルフ、ポール・ケーシー(43=英国)と並ぶ最多タイ。そのうち4つを奪った「前半のようなショットを打っていければ」と最終日への意気込みを語る。

 アマチュアでもハンディキャップ「1・4」以下なら誰でも地区予選にエントリーすることができる「最強ゴルファー決定戦」。松山も、2017年大会では2位になった。

 目指すのは、そのひとつ上。プロアマ問わず世界中の競技ゴルファーが憧れる、頂点に向けて残り18ホールの戦いに挑む。