【全米OP】松山 新ドライバーが絶好調 4差7位に急浮上 タイガーは10オーバー予選落ち

2020年09月19日 11時37分

マッチした新ドライバーがさく裂(ロイター=USA-TODAY)

【ニューヨーク州ママロネック18日(日本時間19日)発】ゴルフのメジャー「全米オープン」(ウイングドフットGC=パー70)2日目、首位と6打差の33位から出た松山英樹(28=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの69で回り、通算イーブンの7位に浮上した。同じ組で回ったパトリック・リード(30=米国)が通算4アンダーの首位。タイガー・ウッズ(44=米国)は2バーディー、5ボギーと2ダブルボギーの77と崩れ、通算10オーバーで予選落ちした。

 上がり2ホールの連続バーディーで、トップの背中がはっきりと見えてきた。

 8番は5メートルのパットを沈めてこの日2つ目のバーディー。そして9番は残り63ヤードからの3打目を1メートルにピタリとつけて、バーディーフィニッシュ。前日は最終ホール(18番)で1・5メートルのチャンスを外したことを悔やんだが、この日はきっちりと決めきった。

 スタートの10番から17番までは、すべてパー。強風でスコアを崩す選手が続出したために順位は10位台に上がったものの、ストレスのたまる展開が続く。

 そして18番パー4はダフりぎみの2打目がグリーンをショートし、アプローチは1・5メートルオーバー。パーパットは左に切れ、前日と同じホールでほぼ同じ距離のパットを外してボギーが先行と、嫌なムードが漂いかけたのを、自らのスーパーショットですぐに吹き飛ばした。

 1番パー4の2打目はカラーで、ピンは尾根のすぐ先という難しい状況で松山がフワリと上げたアプローチは5メートル近くオーバーして止まった、ように見えた。

 だが、ピンに向かう傾斜をゆっくり転がりだしたボールはわずかに左右に曲がりながらもジャストタッチでカップイン。両手を上げてバンザイする松山を同組のリードとジョーダン・スピース(27=米国)も喝采する見事なショットだった。

 次の2番をボギーとしたものの、上がりの連続バーディーで通算スコアをイーブンにし、順位を大きく上げた。

 現時点では首位と4打差がついているが、優勝スコアの予想を聞かれると「この風とグリーンコンディションが続けば(最終的には)アンダーはいなくなると思う」と答えた。

 つまりイーブンかオーバーパーになる、との見立てだが、大会の前半を終えて自身はきっちりイーブンの位置に持ってきた。

 2戦前から投入したダンロップスポーツの新ドライバー「ZXシリーズ」が引き続き好調で、フェアウエーキープ率は4位。決勝ラウンドのカギを「いいティーショットを打つこと」と話した。

 144人の精鋭が出場した大会で、2日目を終えてアンダーは6人だけという厳しい戦いの舞台で、メジャー制覇への期待は高まる。