国内女子ツアー「デサントレディース東海C」初日(18日、愛知・新南愛知CC美浜C=パー72)、ミレニアム世代の古江彩佳(20)が6バーディー、ノーボギーの66をマーク、首位に1打差の6アンダー、2位と好スタートを切った。首位はサイ・ペイイン(29=台湾)で7アンダー。

 3番パー5の3打目を30センチにつけ、序盤でバーディー先行の古江はさらにスコアを伸ばし、2アンダーでハーフターン。「チャンスにつけたところは大体決められたので、リズム良く行けたのかなと思います」と後半は11番8メートル、13番2メートル、15番5メートル、17番5メートルと次々にバーディーパットを沈めた。

 昨年10月の「富士通レディース」でアマチュア優勝を果たしてプロ転向。実質的にはルーキーの今季もここまで平均ストローク5位と、安定したプレーを続けている。

「安定性はある方かなと、自信を持っているので、あとはパッティングだと思います」。さらに上位でプレーするためのカギに挙げるパッティングが好調だけに、今週はプロ初Vの期待もかかる。

「優勝したい気持ちはありますけど、強く思うとプレッシャーになるので、そこは考えずに伸び伸びとプレーしたいと思います」。昨年から数えて、今大会がプロ10試合目。ツアー生活にも慣れてきた古江が今大会の主役を務めそうだ。