【全米OP】松山 モンスターコース相手に粘闘71 1オーバー33位発進

2020年09月18日 16時01分

落ち着いて難グリーンに対応した松山(ロイター=USA-TODAY)

【ニューヨーク州ママロネック17日(日本時間18日)発】海外メジャー「全米オープン」初日(ウイングドフットGC=パー70)、メジャー初制覇の期待がかかる松山英樹(28=LEXUS)は2バーディー、3ボギーの71で回り、1オーバーの33位発進となった。5年ぶり出場の石川遼(29=CASIO)は2オーバーの57位。タイガー・ウッズ(44=米国)は3オーバーの71位と出遅れた。首位はジャスティン・トーマス(27=米国)で5アンダー。(日没サスペンデッドのため順位は暫定)

「優勝スコアは8オーバー」。主催する米国ゴルフ協会(USGA)のコースセッティング担当者の発言が開幕前から話題となった今大会だが、初日は比較的スコアが伸びる展開となった。

 そんな中、松山は1番パー4こそティーショットを左に曲げたものの安定したティーショットを武器に堅実にスコアメーク。5番パー4では2・5メートルを沈めてバーディーを先行させた。後半の10番パー3では第1打をバンカーに打ち込んでボギー。12番パー5もボギーを叩くと、13番パー3では1メートルのパーパットが決まらず、4ホールで3つスコアを落とした。

 それでも、リズムを取り戻し、15番パー4をバーディーとし、フィニッシュした。フェアウエーキープ率71・4%、パーオン率66・7%と上々の出来。松山も「いいショットを打っていたんですけど」と話した上で「14番以降はいいパッティングもできましたし、18番で入れることができたら、もっと良かったんですけど」と、1・5メートルのチャンスを逃した最終ホールを悔やんだ。

 同じ組のパトリック・リード(30)がホールインワンなど4アンダー、世界ランキング3位のジャスティン・トーマスが5アンダーと初日は好スコアが続出。戦前の予想からすれば、意外な展開だが、松山は「グリーンがややソフトだったのでビックリはしていません」と落ち着いた反応。続けて「自分も(アンダーパーを)出すチャンスはあったのに出せなかったのは残念だなと思います」と、素直な胸中を口にした。

 前回、同じ会場で行われた2006年大会の優勝スコアは通算5オーバー。2日目以降はピンポジション、グリーンの硬さなどセッティングは厳しくなるとみられ、上位陣がスコアを伸ばすとは考えづらい。松山は昨季終盤から安定感を増してきたティーショットでスコアをまとめていけば、V争いのチャンスは必ず巡ってくるはずだ。