【全米オープン】松山英樹 世界屈指の難コースで我慢比べなら勝機

2020年09月16日 11時00分

松山英樹

 松山英樹(28=LEXUS)、石川遼(28=CASIO)、今平周吾(27)に加えて、世界アマチュアランキング1位の金谷拓実(22=東北福祉大4年)と4人の日本人選手が出場するゴルフの海外メジャー「全米オープン」が17日開幕する。

 6回目の開催となる舞台、ニューヨーク州のウイングドフットGCは世界屈指の難コースとして知られる。前回開催の2006年大会は優勝スコアが通算5オーバー。今回もオーバーパーでの優勝争いが予想されている。

 現地で注目されるのは、06年大会で単独首位に立ちながら最終ホールのダブルボギーで優勝を逃したフィル・ミケルソン(50=米国)だ。「全米オープン」では同年を含め、6度の2位があるが、4大メジャーの中で唯一優勝がない。因縁の地で年齢的にもチャンスが少なくなったキャリアグランドスラム達成を目指す。

 日本人選手で期待がかかるのは世界ランク18位の松山。パーオンを逃したホールをパーまたはバーディーで上がる率(スクランブリング率)は昨季、63・72%で米ツアー19位。難コースで我慢比べとなれば、定評のあるアプローチの技術が生きるはずだ。

 松山の大学の後輩にあたる金谷は「優勝を目指して頑張りたい」と先週渡米した。海外メジャーは3度目の挑戦。年齢が近いコリン・モリカワ(23=米国)が8月の「全米プロ」で、女子では同学年の渋野が昨年の「AIG全英女子オープン」で優勝しており、本人に“まだアマチュアだから”という意識はない。先輩を追って、世界を目指す若武者の挑戦にも注目だ。