松山の恩師がゲキ「米ツアーの年金ゲット目指せ」

2013年12月25日 16時00分

「レクサス」とポーズをとる松山

 今季史上初のルーキー賞金王に輝いた松山英樹(21=東北福祉大4年)が24日、都内で行われた会見に出席し、トヨタ自動車と所属契約を結ぶと発表した。来年1月1日から同社の高級車ブランド「レクサス」所属となる。

 

 さまざまな企業からオファーを受けていた松山は同社を選んだ決め手を「豊田章男社長からいただいた手紙に『世界でともに戦おう』とあって、すごくうれしかった」。期間は3年で総額6億円の大型契約(いずれも推定)。今季同様、2億円の賞金を稼ぐとすると、ダンロップスポーツ、ANA、オークリーとの契約を合わせ、来季の年収はなんと6億円に上る見込みだ。

 

 プロ転向から1年もたたずに日本スポーツ界を代表するリッチマンに上り詰めたが、東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督からはさらなる指令が出た。それは「10年以上米国でプレーし、将来、しっかり年金を受け取れ」というものだ。米ツアーには手厚い年金制度があり、5年以上シード選手としてプレーすれば受給資格が発生。さらに10年を超えると、その額は一気にアップする。

 

 過去に丸山茂樹(44=セガサミーHD)は「このまま10年プレーすれば、60歳以降に総額20億~30億円を受け取れるとツアーに試算してもらった」と告白。もちろん、その間の成績にも左右され、米誌の試算によると、タイガー・ウッズ(37=米国)は200億円を超えるという。

 

 だが、丸山は9年で米ツアーを撤退しており、現状では試算通りの額は受け取れない。松山には元トヨタ自動車所属の先輩を超え、日本人初の満額受給を目指せというわけだ。

 

 21歳の怪物の頭の中に年金のことなどほとんどないだろうが、豊かな老後へ向けての戦いが年明け早々にスタートする。