【ANAインスピレーション2日目】シブコ最後に痛恨の池ポチャ 大幅後退も今季初の予選通過

2020年09月12日 12時22分

最後に大崩れしてしまったシブコ(ロイター=USA TODAY)

【カリフォルニア州ランチョミラージュ11日(日本時間12日)発】米女子メジャー「ANAインスピレーション」(ミッションヒルズCC=パー72)2日目、2アンダーの19位から出た渋野日向子(21=サントリー)は3バーディー、4ボギーと1ダブルボギーの75で回り通算1オーバー。52位に順位を落としたものの、日米合わせて今季4戦目で初めて決勝ラウンドに進んだ。首位は通算11アンダーのネリー・コルダ(22=米国)。

 18番パー5の3打目。深いラフからのショットはグリーンに全く届かず手前の池に落ちた。続く5打目は4メートルにオン。ボギーパットは入った、と確信して歩き出したものの、カップに蹴られてダブルボギーでのフィニッシュとなった。

 ホールアウト後の渋野は「後半のゴルフは最悪」と話したように、この日はインで大失速した。アウトスタートの2番パー5で2打目をグリーンカラーまで運び、そこから1メートルに寄せてバーディーを先行させる。4番でボギーを叩くも、7番では4メートルを決めて二つ目のバーディー。8番でバンカーから寄せられずに落としたものの、9番パー5では3打目をしっかり1・5メートルにつけてバーディーを奪い、ひとつ伸ばしてインに折り返す。

 日米両ツアーで3連続予選落ちとなった3週前の「AIG全英女子オープン」後、渋野は青木翔コーチ(37)に提案して、パット時の「クロスハンドグリップ」を取り入れた。試合では今大会から導入したが、これが功を奏しており、この日も好調を持続した。

 だが、後半に入るとプレーが硬くなり、ショットの精度が落ちる。13番はバンカーから寄せられずボギー。続く14番パー3もティーショットが左サイドのバンカーに。それでもここは1メートルに寄せてパーセーブ。前半は1回しかフェアウエーを外さなかったティーショットを15、16番と続けて外したが、パットに救われていずれもパー。
 
 問題は上がり2ホールだった。17番はピンまで距離のないショートサイドのバンカーから、スピンと傾斜をうまく使って1メートルに付けながらも、パーパットを引っかけてボギーに。

 そして18番パー5のティーショットも左ラフ。ここから刻んだ2打目をしっかりフェアウエーに置くことができず、ラフに入れてしまったことが、次の池ポチャにつながった。

 前日の18ホールと、この日の前半までは見えていた笑顔がすっかり消えた。渋野は40を叩いたこの日の後半を「悔しいハーフ」と振り返り「その分を取り返せるように(決勝ラウンドの)2日間は攻めるゴルフをしつつ、頭を使ったゴルフもできるようにしたい」と意気込みを語った。

 今季4戦目で初めての決勝ラウンドとなる3日目は、同じく1オーバー、52位の河本結(22=リコー)と同組になる。インの10番からスタートする〝裏街道〟とはいえ、メジャーで実現した〝黄金世代〟同士のラウンドで、再び金のように輝くプレーを見せられるか。