ノッてるキャディーと快進!? 女子ゴルフの国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」2日目(11日、岡山・JFE瀬戸内海GC=パー72)、23位から出たルーキーの西村優菜(20)が68で回り、通算6アンダーの2位に浮上した。

 今大会で西村がコンビを組むのは藤野圭祐キャディー。昨年9月の「デサントレディース」で初コンビを組んだ渋野日向子(21=サントリー)の8打差逆転Vを支えた。今季は開幕から4試合を終えた先週までに西郷真央(19=大東建託)と3試合で組んで5位が2回。残る1試合は西村を今季唯一の予選通過に導いた上で9位と強運ぶりを発揮している。

 藤野キャディーが「2人とも調子が上がってきたところで私が担ぐ順番が回ってきてラッキーです」と話せば、西村は「運をもらって頑張ります」と満面の笑み。もちろん、キャディーの運に頼るばかりではなく「基本的な練習を繰り返したことで、調子がいいときに近いショットが出るようになりました」と手応えも感じている。

「他の選手のキャディーをしていた昨年のQTで同じ組になり、ちょっとレベルが違う選手だなと思って紹介してもらいました」と藤野キャディーがコンビを組んだきっかけは渋野の時とそっくり。ペ・ヒギョン(27=韓国)で通算8アンダーで首位に立つ中、強力な味方を付けた西村が奮闘しそうだ。