女子ゴルフの国内メジャー今季初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」(10日~、岡山・JFE瀬戸内海GC=パー72)でルーキーの後藤未有(19=やまやコミュニケーションズ)がツアー3戦目を迎える。

 アマ時代からツアーでも活躍してきたが、プロのみで争われる今大会は特別。「テレビで見ているだけだったところに自分がいるのが今は嬉しいです」と話した。

 ただし、昨年の最終プロテストは1打及ばず、不合格。合格ラインから2打差以内の選手に対する救済措置により、1季限りの資格でツアーでプレーしている。

 最終プロテストと同じ会場に戻ってきたが「ここに来たら嫌なことを思い出すというわけでもないので、リベンジできたらなと前向きです」。

 ツアー優勝もしくはシード獲得でプロテストは免除となるが、QTランク64位と現状では出場できる試合が限られる。「出られる試合、一つひとつが大事になるし、メジャーは賞金も大きいんで、しっかり結果を残していかないといけないですね」。

 最終日に崩れて14位に終わったものの、2日目まで首位と健闘した「NEC軽井沢72」からの好調をキープ。苦い思い出が残るコースで、シード獲得に向けて大きく前進したいところだ。