【ゴルフ5レディス】今季初Vの小祝さくらに母が指令 オカダ・カズチカさんに弟子入りしなさい!

2020年09月07日 11時00分

優勝をオカダカズチカのレインメーカーグッズで祝う小祝さくら(母・ひとみさん提供)

 まだまだ修行が必要!? 国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」(岐阜・ゴルフ5カントリーみずなみC=パー72)で、最終日(6日)に単独首位から出た小祝さくら(22=ニトリ)が6バーディー、ノーボギーの66をマークし、通算17アンダーで今季初優勝を飾った。2位に6打差の圧勝だったが、物足りなかったのは最後まで「ガッツポーズ」がなかったこと。プロレスファンの母・ひとみさんは、新日本プロレスのエース、オカダ・カズチカ(32)への弟子入りを提案した。

 最終18番パー4、3メートルのウイニングパットを沈めた小祝はそっと帽子に手をやり、軽く会釈をしてグリーンを後にした。初優勝を挙げた昨年の「サマンサタバサ・レディース」と同じく、静かな優勝シーンだった。

「ガッツポーズをしようかと考えたんですけど、今回は無観客でファンの方もいないので、しなくていいかなと思って。してみたいけど、次もしない可能性が高いと思います」。優勝シーンはもちろん、バーディーやイーグルでもガッツポーズは見せないのが、小祝のスタイル。今後も静かなプレーを続けるつもりのようだ。

 しかし、これに異を唱えるのが、ツアーを転戦する小祝をサポートする母のひとみさんだ。一昨年、昨年とツアー全試合に出場した若き鉄人は新型コロナウイルスの感染拡大によるツアー中断中も、休みなく練習を継続。ひとみさんは「その努力が実ったんだと思います」とたたえつつも「ガッツポーズぐらいはしてほしいですよね」。徹底した新型コロナウイルス対策により家族も会場には入れず、ファンと同様に画面越しでしかプレーを見られないだけに、間近で見た初優勝のシーン以上に物足りなさを感じたようだ。

 そんな中で飛び出したのは、昨年末に本紙で対談したプロレス界の絶対エース、オカダへの弟子入り希望。小祝はオカダ、ひとみさんはIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(38)とひいきのレスラーは違うが、ともにシーズン中にも観戦に出かける新日本プロレスのファンでもある。

「レスラーからガッツポーズを伝授してもらうことはできませんかね? うちは修行は好きなんで、厳しいのは大丈夫です」。小祝本人への断りはなく、鬼の熱血指導を要望。さらに昨年末の対談でオカダからバーディー後のパフォーマンスを勧められていたこともあり「東スポさんでそういう機会をつくってくださいよ」と本紙にもリクエストだ。

 ひとみさんからはその後、オカダの入場シーンを再現するレインメーカーグッズで優勝を祝う小祝の写真が送られてきたが、ポーズはどこかぎこちない。本家レインメーカーばりの華麗なポーズを決めるには、かなりの修行が必要になりそうだ。

 ただプレーでは周囲を圧倒した。終盤、2打差に迫ってきた古江彩佳(20)を突き放すように15番から3連続バーディーを奪ったが「目標の5アンダーに向かってプレーするだけだと思っていたので(他の選手の)スコアはあまりチェックしていませんでした」(小祝)。スコアだけでなく、心の中も独り旅だった。

 コロナ禍で8月の「AIG全英女子オープン」の出場を断念した小祝の現在の目標は、12月に延期となった「全米女子オープン」出場。3月16日付の世界ランキング75位までの資格には当時76位で届かず、11月9日付のランキングでの出場を目指す。「1位の差はショックだったけど、次のチャンスがあるので頑張ります」。出場がかなえば、海外メジャーデビュー戦。それまでに世界にアピールするようなガッツポーズは身につけられるだろうか?