【フジサンケイC・2日目】石川遼のショット精度を上げた「Vサインの秘密」

2020年09月05日 11時30分

石川はVサインで弾道をイメージ

 プレースタイルが進化した!? ゴルフの国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」2日目(4日、山梨・富士桜CC=パー71)、72位から出た石川遼(28=CASIO)が65で回り、首位と3打差の6位に急浮上した。首位には通算6アンダーで小田孔明(42=プレナス)ら3人が並んだ。

 優勝が狙える位置で臨む決勝ラウンドに向けて石川は「しっかりゲームプランを立てて、そこに当てはめていく」と話したように、今大会では「ゲームプラン」「コースマネジメント」という言葉を連発している。

 今季から指導を仰ぐ田中剛コーチ(41)を8月の「全米プロ」に続いてキャディーに起用。その影響から、スイングだけでなくティーショットでFWを多用するなど、プレースタイルは大きく変化した。

 これまでの石川は、ほとんどのホールで1Wを握り、ときには無謀とも思える攻撃的なスタイルだった。しかし、今シーズンは練習ラウンドの段階でしっかりと戦略を立て、かつてのイメージとはかけ離れたゴルフを展開している。

 また、初日の後半から取り入れたアドレスの前に左手でVサインをつくって、打ち出す方向をイメージするルーティンにより、ショットの精度がアップ。「パッティングの際にパターを立ててスパットを見つけるのと同じような感じ。説明するのは恥ずかしいんですけど(笑い)」。これもプラン通りのコース攻略につながっている。

 過去に連覇を達成するなど、今大会は相性も抜群。新たなマネジメントとVサインで国内開幕Vへと突き進む。