松山9冠も…遼&藍におんぶだっこのゴルフ界

2013年12月13日 16時00分

9冠に輝いた松山(右)とファン投票1位の石川

 誰が活躍しようとも、人気を支えるのは石川遼(22=CASIO)と宮里藍(28=サントリー)!? 次々に新たなスター候補が生まれているゴルフ界で、そんな現状が浮き彫りとなった。


 9日に行われた「2013年度ジャパンゴルフツアー表彰式」では、今季国内で4試合しかプレーしていない石川がMIP賞を受賞した。


 同賞は最も印象的なプレーを見せた選手をファン投票によって選出するもので、石川はこれでアマ時代の07年から7年連続7度目の受賞。ファンが選んだのは最優秀選手賞、賞金ランク賞(賞金王)など、9冠に輝いた“怪物”松山英樹(21=東北福祉大4年)ではなく、優勝すらない石川だった。「ファン投票の結果なので、こればっかりはどうしようもない」(ツアー関係者)。誰がどんなプレーを見せても、石川の人気を上回ることはできないというわけだ。


 もう一人、健在ぶりを示したのが藍だ。兄の優作(33)が初優勝を果たした「日本シリーズJTカップ」最終日(8日)の視聴率は関東9・5%、関西9・2%(ビデオリサーチ調べ)。松山の賞金王がすでに決定していた上、その松山がケガで欠場とあって、テレビ中継も苦戦が予想されたが、フタを開ければ男女ツアーを通じて今季最高の数字となった。


 視聴者にとっては「藍ちゃんのお兄ちゃん」の感動的な初V。「最終日は藍ちゃんが観戦に訪れていたことでより注目が集まった」(別のツアー関係者)ことは疑いようがない。


 男子では松山、女子では森田理香子(23=リコー)と新たな賞金王、賞金女王の誕生に沸いた今季のツアーだが、人気面で「遼&藍」の2人におんぶにだっこの現状を覆すのは容易ではなさそうだ。