国内女子ゴルフの今季第3戦「ニトリレディス」初日(27日、北海道・小樽CC=パー72)、笹生優花(19=ICTSI)が67をマーク。午前組がホールアウトした時点で5アンダーの単独首位に立っている。

 2週前の「NEC軽井沢72」を制したルーキーは、この日も快調なプレーを見せた。前半の13番パー5では残り225ヤードから、5Wで1メートルに2オン。飛距離を生かしたプレーでイーグルを奪った。

 後半の5、6番をバーディーとすると、7番パー3は右ラフからチップインで3連続バーディー。ショートゲームでも力を発揮した。

 ホールアウト後は「ティーショットはちょっと曲がっていたけど、2打目がグリーンに乗ってくれたので、大崩れしなかったのかなと思います。こんないいスコアが出るとは思っていなかったので、満足しています」。このまま首位で終われば、開幕から3戦連続の初日首位発進となる。

 初優勝後、これが最初の試合。「優勝はもう終わったことなので、今週は今週で集中するようにしています。緊張はいつも通りしていました」。試合では常に緊張するという笹生だが、開幕からここまで、それを感じさせないプレーを続けている。