【女子ゴルフ】田中瑞希が明かす「ニトリ」との契約ウラ話 ユーチューブが似鳥会長との懸け橋になっていた

2020年08月26日 11時00分

「ニトリレディス」の練習ラウンドでピースサインの田中。右は山路晶(代表撮影)

 新型コロナウイルス禍も決してマイナスばかりではなかったということか。6月に行われた今季国内女子ゴルフ開幕戦「アース・モンダミンカップ」で3位に入った田中瑞希(21)が、インテリア企業大手のニトリと所属プロ契約を結んだ。1998年度生まれの「黄金世代」の期待の星は「所属が決まってうれしい」と笑顔を見せたが、契約のきっかけとなったのは今の時代ならではのシーンだった。

 田中は「ニトリの会長さんがユーチューブを見てくれていたそうで(契約の)お話をもらいました」。「アース」は新型コロナの影響で無観客開催となったが、ユーチューブでのインターネット配信は、大雨で順延となった月曜日までの5日間で約677万回以上の再生回数があった。ニトリホールディングス代表取締役会長兼CEOの似鳥昭雄氏(76)もこれをチェックしていた。

 似鳥会長は女子ゴルフに深い理解を示す財界の大物で、すでに小祝さくら(22)や松田鈴英(22)ら5人の女子選手と所属契約を締結。27日開幕の「ニトリレディス」(小樽CC)の賞金も今年限定で倍増させたことで話題を呼んだ(総額1億円→2億円、優勝賞金1800万円→3600万円)。「そう考えると、所属が決まるくらいだったので(3位は)やっぱり大きかったんだなと思う」と田中も影響の大きさを実感した。

 その「ニトリレディス」はいきなりホステスプロとして臨む。「いいゴルフをして決勝(ラウンド)まで戦い抜けるように頑張りたい」。初優勝で恩返しを目指す。