賞金王・松山 グラドル醜聞克服の裏に大魔神&金本

2013年12月03日 16時00分

初のルーキー賞金王に輝いた松山。囲み写真は佐々木氏(右)と金本氏

 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」最終日(1日、高知・Kochi黒潮CC=パー72)、70で回った松山英樹(21=東北福祉大4年)が通算12アンダーで逃げ切り、最終戦を前に初のルーキー賞金王を確定させた。史上3人目の獲得賞金2億円突破、新人最多タイのシーズン4勝など記録ずくめとなったが、順風満帆の1年だったわけではない。ルール上のトラブルから度重なる体調不良、グラドルとの密会報道まで続いた試練をどう乗り越えたのか。怪物賞金王の誕生ウラ話を公開――。

 

 

ルール上のトラブルに体調不良、そして…

 最終日は大学の先輩、池田勇太(27=日清食品)とのマッチレース。一時は3打差をつけられたが、諦めないプレーで池田を自滅に追い込んだ。左手首に痛みを抱え、ラウンド中に痛み止めを飲むほど。最後は“怪物級”の精神力で今季4勝目と賞金王をもぎ取った。


 今年4月にプロデビューを果たした松山は2戦目で早くも優勝と最高のスタートを切った。ところが、その後は決して順風満帆だったわけではない。まずは、ルール上のトラブルが相次いだ。


 5月の「日本プロ」ではアドレス後に動いたボールをそのままプレーしたと指摘を受けた。このときは周囲が東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督を呼び寄せるほどの動揺を見せた。それでも「全英オープン」(7月)でスロープレーによるペナルティーを受けた際にはいら立ちはあっても、動揺はなかった。


 大学の先輩でもある進藤大輔キャディーは「ゴルフを通じていい人生経験を積んでいるんだと思う。トラブルは二度と起きてほしくはないけど、経験を必ず次に生かしている」。1年間ともに戦うなかで精神面の成長を実感している。


 シーズン終盤は背筋痛、あごの腫れ、そして現在の手首痛と体調不良にも悩まされた。進藤キャディーには素直に「痛い」と打ち明けていたというが「弱音を吐くようなことはなかった」。


 さらに追い打ちをかけるように、松山にとって生涯初といえるスキャンダル記事が…。

 

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