松山賞金王取りはテレビ局への“恩返し”

2013年11月25日 16時00分

“恩返し”のためにも賞金王に――。国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」最終日(24日、宮崎・フェニックスCC=パー71)、注目の松山英樹(21=東北福祉大4年)は2バーディー、1ボギーの70のラウンドで、3アンダーの6位に終わった。

 

 史上初のルーキー賞金王誕生に黄色信号だ。優勝すれば、今大会で賞金王が決定する可能性もあったが、通算14アンダーのルーク・ドナルド(35=英国)が大会2連覇を達成し、松山はV逸。賞金ランク2位の金亨成(33=韓国)が2位に食い込み、約4300万円とその差を縮めてきた。

 

 体調不良もあって調子の上がらない松山に対し、金は「本当に絶好調だからチャンスはあると思う」。同ランク3位の片山晋呉(40)らを含め「みんな調子がいいんで、しっかりやらないと逆転もある。2戦のうち、どちらかで勝てるように調子を整えたい」と松山も危機感を募らせた。

 

 一方で、年末年始のバラエティー番組については争奪戦を繰り広げていたTBS、テレビ朝日の両方に出演することが決定。海外メジャー参戦時には中継する両局にホテル探しなどでサポートを受けており、東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督は「恩は返さないといけない」と説明した。

 

 25日に収録を行うTBSは1月1日放送、テレビ朝日は12月上旬に撮影し、1月2日にオンエアの予定。怪物ルーキーのニックネームだけでなく、賞金王という肩書を手にして、正月の顔を務めたいところだが…。