国内女子ゴルフの「NEC軽井沢72」(長野・軽井沢72G北C)でルーキーの安田祐香(19=NEC)がホステスプロを初体験している。

 初日(14日)は開幕戦優勝の渡辺彩香(26=大東建託)、人気者の原英莉花(21=日本通運)との豪華なペアリング。2人はツアーでも屈指の飛ばし屋だ。

 スタートの1番パー4のティーショットではただ一人、1Wを使ったにもかかわらず(渡辺、原はFW)、一番飛んでいなかったのは安田。「私が当たっていないとか、振れていないとかもあると思うんですけど、40ヤードぐらい(離されるの)は普通でした」と振り返った。

 飛距離の差に圧倒されたわけではないだろうが、7番までに4オーバーと乱調。しかし、その後は巻き返し、イーブンパーの47位発進。「前半はパーオンが3回しかなかったんですけど、後半は全部乗ったと思います」と徐々に本来の調子を取り戻した。

 2日目に向け「難しいホールはしっかりパーで切り抜けて、60台を目指して頑張ります」。アイアンショットを武器とする自分らしいプレーで上位を追いかける。