石川遼(28=CASIO)、有村智恵(32=日本HP)、青木瀬令奈(27=マツシマHD)が21日、任意団体「トーナメント・プレーヤーズ・ファンデーション」を設立したと発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大によるトーナメントの中止により、大きな経済的影響を受けているキャディー、大会運営スタッフらを支援するのが目的。2500万円を目標にクラウドファンディングで支援を募り、年内に審査を経て希望者に分配する。

 募集期間は8月31日まで。5000円から50万円まで15のコースがあり、金額に応じて、Tシャツなどのグッズやオンラインイベントの参加権といった返礼品を用意している。

 石川は「ファンの皆様と僕たち選手で一緒になって、大会の関係者の皆様、運営スタッフの皆様、そしてキャディーの皆様を応援していければなと思っております。ぜひご協力いただけるとうれしいです」と支援を呼びかけた。

 3人に加え、宮里優作(40)、時松隆光(26=筑紫ヶ丘GC)が発起人を務めるほか、宮里藍(35)、渋野日向子(21=ともにサントリー)、星野陸也(24)ら多くのプロがプロジェクトに賛同している。