米男子ツアーの「メモリアル・トーナメント」は18日(日本時間19日)の3日目(ミュアフィールドGC=パー72)、上位陣がスコアを落とすなか、68をマークしたジョン・ラーム(25=スペイン)が12アンダーとし、前日までの3位から単独首位に浮上した。

 12番まで1バーディー、1ボギーと大きくスコアが動くことはなかったが13番から4連続バーディーと爆発。後続に4打差をつけ、ツアー4勝目に王手をかけた。
 ラームは世界ランク2位。今大会を優勝または単独2位で終えると、ロリー・マキロイ(31=英国)の成績次第で、初の世界ランク1位に立つ可能性がある。

 現在の世界ナンバー1であるマキロイは2アンダーの12位。ツアー再開後初出場のタイガー・ウッズ(44=米国)は2オーバーの37位。2014年大会の覇者・松山英樹(28=LEXUS)はすでに予選で姿を消している。