熊本出身のプロゴルファー・大里桃子(21=伊藤園)が、豪雨により大きな被害が出ている同県球磨村、南関町に、合わせて1万2480本の飲料を寄付すると、マネジメント会社が10日発表した。

 大里は「目の前で困っている方々の役に立ちたいと思う中で、先日再開した国内女子ツアーで獲得した賞金の一部で所属先の伊藤園製品を購入し、寄付させて頂くことに決めました」とコメントしている。

 先月行われた開幕戦「アース・モンダミン杯」は5位(獲得賞金864万円)。「私ができることは限られていますが、いまできることに真摯に向き合い、次の試合に向けた準備をして、試合で活躍する姿をお見せできるよう精進いたします」と、今後のさらなる飛躍を誓った。

 大里は同県玉名郡南関町出身。2018年にツアーデビューし「CAT Ladies」で初優勝。2年連続でシードを守る。渋野日向子(21)らと同じ〝黄金世代〟の有望株だ。