ゴルフの米男子ツアーは6日(日本時間7日)、新型コロナウイルス感染拡大の影響による中断からの再開後初めて観客を入れて開催する予定だった来週の「メモリアル・トーナメント」(16~19日、オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)を無観客で行うことを発表した。

 大会は当初、本来の収容人数の約20%にあたる一日8000人以内の観客を入れる計画だった。

 だが最近の米国内の感染拡大の状況などにより、急きょ無観客試合となることが決まった。

「メモリアル」は2014年大会で、松山英樹(28=LEXUS)が米ツアー初優勝を挙げている。

 またミュアフィールドビレッジGCでは今週、新規大会の「ワークデイ・チャリティーオープン」が無観客で開催される。

 米ツアーは「メモリアル」翌週の「3Mオープン」と、今季メジャー初戦となる「全米プロ」(8月6~9日、カリフォルニア州TPCハーディングパーク)も無観客となることが決定している。