テニス界に続き、ゴルフ界も不穏なムードが漂い始めた。米男子ゴルフツアーは24日、昨年の「全米プロ」を制したブルックス・ケプカ(30=米国)がキャディーの新型コロナウイルス感染により「トラベラーズ選手権」(25日~、コネティカット州クロムウェル)の出場を取りやめたと発表した。

 先週の「RBCヘリテージ」を制したウェブ・シンプソン(34=米国)は家族、グレーム・マクダウエル(40=英国)はケプカと同じくキャディーの感染が判明し、欠場する。再開して2大会を消化した米男子ツアーだが、23日にはキャメロン・チャンプ(25=米国)が同ツアーの選手で2人目となる陽性反応を示して「RBC――」を棄権している。