本来であれば「リゾートトラストレディス」の初日となるはずだった28日、前年優勝者の原英莉花(21=日本通運)がリモート会見を行った。昨年大会ではプレーオフでペ・ソンウ(26=韓国)を下し、ツアー初優勝を挙げた。

 すでに18試合が中止となっている国内女子ツアーは2020、21年を一つのシーズンとすることを発表したばかり。原は「長期戦になるのは(自分にとって)良かったのかなと思います。たくさん試合数がある中で成績を残していきたいなと思いました」と前向きに受け止めた。

 緊急事態宣言の発出中は多くの時間を自宅で過ごし、料理にも挑戦。「ハンバーグを作りました。母は中華が得意なんですけど、私は洋食の方が得意かもしれません(笑い)」。上々の出来だったようだ。

 長丁場となる新シーズンに向け「まずはもう1勝、そこから短いスパンで、コンスタントに勝てるようにしたいですね」。昨年は果たせなかった複数回の優勝を目標に設定し、最短なら1か月後となる開幕を見据えた。