【女子ゴルフ】再開日不透明のまま来季とシーズン統合

2020年05月26日 11時30分

小林浩美会長

 新型コロナウイルスの感染拡大により、今季37試合のほぼ半数となる18試合が中止となったゴルフの国内女子ツアーは2020年、21年を統合して、1つのシーズンとすることが決まった。

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長(57)は会見で「試合数が半分以下になった場合、賞金ランクおよびメルセデスランキングが選手の力量を反映したものにならない。これに基づき、翌年のシードを付与するのは適当ではないと判断した」と説明。特別な出場資格が定められた3大会(「日本女子オープン」など)を除く、1年の試合数「34」を消化するまでは現在の出場資格を維持する。

 一方で、JLPGAはプロテストや来年の出場資格をかけた予選会(QT)を予定通り実施する方針だ。米女子ツアーはすでに今年はQTを行わないことを決定。渋野日向子(21=サントリー)は計画していた来季からの本格参戦が難しい状況に追い込まれている。

 ただし、日本もQTからの参戦は狭き門になる。出場機会確保のため、JLPGAは今後、各大会に出場人数を増やすよう要請。この増加分を今年のQT上位選手に割り当てる。出場数が増えなければ、新規参入組には枠がないということ。日本で新たにツアー参戦あるいはツアー復帰を目指す選手たちも実質的には渋野と同様の悲哀を味わうことになりそうだ。

 なお、ツアーの開催時期については「鋭意検討中」(小林会長)。統合されたシーズンがいつ開幕するかは依然として不透明だ。