国内女子ツアー 来季トーナメント継続に立ちはだかる壁

2020年05月22日 16時40分

 新型コロナウイルス禍の影響で、米女子ツアーが来季の出場権をかけた予選会(QT)の中止を発表するなど各ツアーが様々な対応を求められるなか、いまだ開幕すらできていない国内女子ツアーでは、来季のトーナメント継続が課題の一つとして持ち上がっている。

 新型コロナの感染拡大はトーナメントの中止だけではなく、スポンサーとなっている多くの企業の業績も直撃。そんな状況で週明けには日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と全大会の主催者によるリモート会議が予定されている。

 主な議題はツアー再開に向けた今後のコロナ対応とみられるが、ツアー関係者は「時期的に来季の開催申し込みについての話も出るでしょう」と予測する。例年通りなら8月末に主催者からJLPGAへの来季のトーナメント開催の申し込みを締め切り、9月末までに契約という流れになっている。「コロナの影響がいつまで続くのか分からず、業績にどれだけ影響を与えるのか、見通しも立たない。昨年までのスケジュールでは結論を出すのは難しいところも出てくると思います」(同関係者)

 主催者側としては申し込みの締め切りまで、時間的余裕が欲しいというのが本音。JLPGAには臨機応変な対応が期待されている。現時点で具体的にスポンサー撤退の動きはないようだが、予断を許さない状況。ツアー再開という目の前の課題だけではなく、その先にはトーナメントの継続という次の課題が迫っている。