安田祐香 ツアー再開まで「お尻トレ」で体づくり

2020年04月24日 16時40分

安田は準備を怠らず、ツアー再開の時を待っている

 国内ゴルフは新型コロナウイルスの影響で開催が見送られ、先が見えない状況が続いている。特に、昨季渋野日向子(21=サントリー)の活躍などで爆発的な注目を集めた女子ツアーは3月の開幕から中止が続き、今季デビューのルーキーも実力発揮の場を与えられていない。そんな中、プロ1年目を迎えるミレニアム世代のエース安田祐香(19=NEC)は本紙の電話取材に対して前向きな姿勢を強調。オンとオフを使い分け、着々と準備を整えている。

 国内女子ツアーは先週までの約2週間で6試合の中止が発表され、5月末まで公式戦の開催なしが決定。1試合ごとの発表に変わりはないが、これまで2~3週後の試合がどうなるか分からず、先行きが不透明だっただけに、状況はやや“改善”された格好だ。

 安田は本紙の取材に「少し計画が立てやすくなりました。昨年、腰痛が出たので、今年の1~2月はお尻のトレーニングをしていたんですけど、短期間では難しいので、この時間を使って改めて体づくりができればと思っています」。この状況を少しでもプラスにできるよう前向きに取り組んでいる。

 とはいえ、昨年までのトップアマにとって、これだけ試合間隔が空くのは異例のこと。「高校時代(兵庫・滝川二高)も3月には試合があったので(試合がないのは)経験がないですね。試合勘はなくなっていると思います」と正直な思いを語った。最近は中止になった大会の特別番組に何度か出演。同じミレニアム世代の選手と対決する企画もあったが「勝負するって、こういう感じかぁと思って緊張しました(笑い)」と振り返った。

 練習やジョギング以外の時間は、ほぼ自宅で過ごしている。「今までは“作りたいな”で終わっていたお菓子を実際に作りました。今のところ、バナナケーキ、クッキー、あとガトーショコラですね」。他にも300~500ピース程度のジグソーパズルに挑戦しようか思案中という。

 いずれにしても、開幕がいつになるのかはまだ分からない。「早くコロナがなくなってほしいです。完全に終息してから思い切り戦いたいですね」。先日、同い年の吉田優利(20=エプソン)と行ったインスタグラムのライブ配信は約6000人が視聴。ファンもミレニアム世代の注目ルーキーのデビューを待ちわびている。安田は気持ちを切らすことなく、活躍に向けて準備を進める。