【男子ゴルフ】D・ジョンソン辞退意向でウッズが五輪代表へ前進

2020年03月04日 14時00分

タイガー・ウッズ(ロイター=USA TODAY Sports)

 男子ゴルフで世界ランキング5位のダスティン・ジョンソン(35=米国)が東京五輪出場辞退の意向を示したと海外メディアで報じられ、タイガー・ウッズ(44=同)の米国代表入りの可能性が高まっている。

 ジョンソンの欠場は日程を考慮してのもの。五輪の2週前にメジャーの「全英オープン」が行われ、2週後には米ツアーのプレーオフシリーズが始まるとあって、優先順位をつけた形だ。明確な意思表示はしていないものの、世界ランク3位のブルックス・ケプカ(29=同)もこれまで東京五輪には消極的な発言をしており、欠場が濃厚とみられている。

 トップ選手の出場辞退は残念な半面、期待が高まるのがウッズの出場だ。米国代表は規定により4人となることが確実。現時点で世界ランク11位のウッズは米国勢7番手だが、2人が欠場となれば、代表入りまであと一歩の5番手まで繰り上がる。ウッズは年齢的にもラストチャンスとなる可能性が高いだけに「(前回の2016年)リオ五輪に出場した友人たちは忘れられない大会になったと話していた」と、五輪出場に意欲的だ。

 昨年秋に初の日本開催となった米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」ではウッズが優勝し、空前の盛り上がりを見せた。今度は五輪で金メダルを争うとなれば、さらなるフィーバーは確実だろう。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念が続けば、ジカ熱騒動で辞退者が相次いだリオ五輪の二の舞いとなる可能性もある。事態の終息も五輪に向けては必要な条件だ。

 ウッズは過去8勝と得意とする今週の「アーノルド・パーマー招待」(5日~)を欠場するなど、試合数を絞っており、出場した試合では確実にポイントを重ねておきたいところ。4週ぶりの出場となる来週の「プレーヤーズ選手権」(12日~)でのプレーに注目だ。