【ゴルフ】新型コロナ禍で女子国内ツアー2戦目も中止 トーナメント運営会社の悲鳴

2020年03月03日 16時40分

 新型コロナウイルスの感染拡大防止による国内女子ゴルフの相次ぐ中止に、トーナメント運営や広報を担当する業者から悲鳴が上がっている。

 ツアー開幕戦に続いて、第2戦「明治安田生命レディスヨコハマタイヤ」(13~15日、高知・土佐CC)の中止が発表された。同大会には米女子ツアーのアジアシリーズの中止により、一度は欠場を届け出た渋野日向子(21=サントリー)が主催者推薦を得てエントリーしていた。

 スケジュール変更を余儀なくされ、“職場”を失うのは渋野ら選手たちだけではない。危機感を募らせるのは複数のトーナメントの広報を担当する関係者だ。「お金が入ってこないんですから、1試合の中止でも痛い。これが数試合に及ぶようだと、経営が続けられるのかという話になりかねない」と明かす。国内のトーナメントは男女を含め主に大手数社が、主催者から運営、広報をそれぞれ請け負っている。広報に関しては開幕4試合目まで、それぞれ別の業者が担当しており、痛みを分け合う形だが、さらに大会中止が続けば問題はより深刻になってくる。

 こうした業者はツアー競技以外にも、ゴルフ場やメーカーのPR、企業主催のイベントなどにも関わっている。それだけに、仮に1社でも倒産となれば、業界全体の大問題となる。

 昨夏から続く“シブコフィーバー”で人気復活傾向のゴルフ界にとって、新型コロナウイルスの感染拡大ショックは大きなものになりそうだ。