【米女子ツアー】河本結 米デビュー戦で4アンダー2差・暫定2位発進

2020年01月24日 12時00分

【フロリダ州ボカラトン23日(日本時間24日)発】ゴルフ米女子ツアー「ゲインブリッジLPGA」(ボカリオGC=パー72)初日は悪天候中断を挟み、12人がホールアウトできず日没サスペンデッドとなった。そんな中で今季から参戦の河本結(21=リコー)が5バーディー、1ボギー、4アンダーの68で回り、デビュー戦でいきなり首位と2打差暫定2位の好発進。前週2位で米3勝の畑岡奈紗(21)、昨年「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子(21=RSK山陽放送)と同じ「黄金世代」のニューヒロイン候補は東京五輪出場に向けた大逆転への第一歩をしるした。

 また一人、黄金世代の新スター候補が米ツアーで躍動した。デビュー戦最初のホールとなった1番パー5でいきなりバーディー発進。2番パー4こそボギーとしたが、続く3、4番で連続バーディーとし、完全に流れをつかんだ。

 2018年に日本の下部ツアーで4勝し、昨年は3月の「アクサレディス」でレギュラーツアー初優勝。賞金ランキングも6位とし、米ツアー最終予選会は9位で突破した。前日の最終調整後は「不安もあったが、ゴルフをしている時は周りがいい意味で見えなくなる。わくわくしている」と初々しく心境を語っていたが、始まってみれば強気のゴルフで堂々のプレーぶりだった。

 前半の最終ホールの9番パー4でもバーディーを重ね、後半は4連続パーの後の14番パー4でもスコアを伸ばした。一時はリーダーズボードの一番上に名前があったが、米5勝のジェシカ・コルダ(26=米国)に抜かれて首位発進はならず。それでも上々の内容で全米に一気に名前を売った。

 週明けの20日までプレーオフの死闘を繰り広げていた畑岡の試合をテレビ観戦して刺激を受けた。「早く奈紗と同じ組で回れるくらいのところに行きたい」。現在の世界ランクは日本勢5番手の60位とはいえ、目標は大逆転での東京五輪出場。「いいスタートを切っていけば、全然夢じゃない」と向上心は尽きない。

 奇跡を起こすには今週に加え、2月のオーストラリアでの2試合と3月の「ブルーベイLPGA」(中国)で最低でも1勝し、賞金ランク80位以内に与えられるメジャー初戦「ANAインスピレーション」(4月2日~)の出場権を得て、ランキングを大幅に上げる必要がある。険しい道のりではあるが、畑岡、渋野としのぎを削ってきたことでつかんだ自信もある。新ヒロイン候補の今後には限りない可能性が広がっている。

 今季初戦を迎えた横峯さくら(34=エプソン)は2アンダーで8位とこちらも好発進。畑岡は17ホールを消化してイーブンパーの27位、上原彩子(36=モスバーガー)は4オーバーの83位と出遅れた。