
国内女子ゴルフの「QTファイナルステージ」最終日(6日、埼玉・こだまGC=パー72)、ミレニアム世代の安田祐香(18=大手前大1年)が連日の69をマークし、通算12アンダーの2位で来季前半戦の出場権を獲得した。
トップ通過はフェービー・ヤオ(26=台湾)で通算15アンダー。木戸愛(29=ゼンリン)、藤本麻子(29=三愛石油)、アン・シネ(28=韓国)らが来季前半戦にフル出場できる目安の35位以内に名を連ねた。
最終組で3位からスタートした安田は1番パー4でいきなりのバーディー。唯一のピンチだった10番パー4で2メートルのパーパットを沈めるなど、3バーディー、ノーボギーとスコアを伸ばした。
「毎日アンダーパーで回るという目標を達成したので満足したいけど、これが始まり。ショット、アプローチが良かったので、来年につながると思います」
1か月前にプロテストに合格したばかりのルーキーらしからぬ落ち着いた口ぶりで、先を見据えた。
持ち味は切れ味鋭いアイアンショット。
「ショットがいい時はパターもいいので、最近は出てないんですけど、爆発的なスコアも出せるんじゃないかと思います」
来季はアマで果たせなかったツアー初優勝を目指す。