国内女子ツアー最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」(宮崎・宮崎CC=パー72)2日目、鈴木愛(25=セールスフォース)は単独2位以上なら自力で賞金女王を決められる。今大会優勝での戴冠を目指していたが、2日目は73のラウンドで通算1オーバーの17位と厳しい展開となった。

 首位とは8打差となり「誰か違う人に優勝してもらうしか選択肢がないかな(笑い)。自分では厳しいなってちょっと思ってます」。賞金女王のライバルであるランク2位の申ジエ(31=韓国)、同3位の渋野とは別の選手の奮闘に期待した。

 ただ、最善を尽くすことに変わりはない。「優勝できなくても、来年につながるいい2日間にしたいです。ビッグスコアが欲しいですね」。依然として有利な立場に変わりはないが…。果たしてどうなるか。