女子ゴルフの「最終プロテスト」2日目(6日、岡山・JFE瀬戸内海GC=パー72)、8位から出たアジアアマ女王の安田祐香(18=大手前大1年)は69とスコアを伸ばし、首位に1打差の5アンダー、3位に浮上した。4日間で20位タイまでが合格。現時点ではイーブンパーが合格ラインとなっている。首位は石川怜奈(19)とアン・シネ(28=韓国)で6アンダー。

 3バーディー、ノーボギーの安田は「久々に60台が出て良かったです。ボギーが出そうなところでもしっかり耐えることができました」。5番パー4ではバンカーからの2打目をミスし、85ヤードを残したが、ここから1メートルに寄せてパーをセーブした。

 2日目を終えて、トップ通過も狙える好位置につけたが「(不安は)あります」。今後も気を抜けない戦いが続く。

 予報では残り2日間も天候には恵まれる見込み。「みんながスコアを伸ばすかもしれないけど、自分にも伸ばすチャンスがあると思うので頑張ります」。今季は海外メジャー2試合に出場し、いずれも予選通過を果たすなど、経験と実績を重ねてきたトップアマに油断は見られなかった。