国内女子ツアー「樋口久子三菱電機レディス」2日目(2日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)、2位でスタートした鈴木愛(25=セールスフォース)が68をマークし、10アンダーで首位に浮上。6連続バーディーで猛チャージを見せた小祝さくら(21=ニトリ)が、9アンダーで2位タイにつけた。プロデビュー戦の古江彩佳(19)は3オーバーで56位に沈み、予選突破とはならなかった。

 鈴木は2番でいきなりバーディーを奪うと、前半だけで3つスコアを伸ばした。後半は我慢のゴルフが続いたが、16番パー5でアプローチをピン横にピタリと寄せ、バーディーを演出。結局4アンダー、ノーボギーでまとめた。それでも手応えは感じておらず「ドライバーやパターは悪くなかったけど、セカンドショットがダメだった」と反省を口にした。

 ただ、単独首位に立ったことで優勝の可能性が高まったことは間違いない。今季は4勝を挙げているが、いずれも接戦での勝利だっただけに「1回くらい大差で勝ちたい。明日のビックスコアに期待したい」と意気込んだ。