日本で初めて開催されるゴルフの米男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉・アコーディア習志野CC)は24日に開幕する。23日にはプロアマ戦が行われ、石川遼(28=CASIO)が人生初のアルバトロスをやってのけた。

 562ヤードの18番パー5。残り261ヤードから3Wで打った石川の2打目はピン手前に落ちてそのままカップイン。パーよりも2打少なくホールアウトする「アルバトロス」となった。

 その瞬間は気づかず、パターを手にグリーンに上がる直前に知らされた石川は「ホールインワンよりも(できる可能性が)ないというイメージですから。プライベートでも一回もなかったから、まさか、この週にあるとは」と生涯初の快挙に、驚きの入り交じった笑顔で話した。

 日曜の20日までは福岡で「日本オープン」に参戦し、月曜はいつものルーティンで休み。前日の火曜は悪天候でラウンドを回避し、会場のコースはこの日が初体験だったが「アイアンで思った所に打てるかがカギになると思う」と話した。

 ちなみにこの日のスコアは3アンダー(67)だったとのことだが「伸びる人は6アンダーぐらいいくかな」と予想した。

 かつて主戦場にしていた米ツアーも2016~17シーズンでシードを失い、約2年ぶりの参戦。この日の快挙の勢いを本番にも続けられるか。