【国内女子】日本女子OP最終日 2年ぶり3度目V畑岡の圧勝の裏に54歳名キャディー

2019年10月07日 16時30分

ジョンストン・キャディー(左)が畑岡を手厚くサポート

 女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」最終日(6日、三重・白山ヴィレッジGC=パー72)、畑岡奈紗(20=森ビル)が通算18アンダーで優勝した。

 2016年はアマチュアV、17年はプロとして連覇を果たした畑岡が2位に4打差の圧勝で、2年ぶり3度目の大会制覇を果たした。「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」と合わせての同一年の日本タイトル2冠は1977年の樋口久子(現日本女子プロゴルフ協会顧問)以来、42年ぶりの快挙となった。

 最終日は首位タイからのスタートだったが、序盤の3、4番で連続ボギー。それでも「風が強かったので、難しいのはみんな一緒と思って気持ちを落ち着かせていました」。その後もピンチはあったが、最後に後続を突き放した。

 圧倒的な強さを見せる畑岡を今季からサポートするのはベテランのグレッグ・ジョンストン・キャディー(54)。ラウンド中の待ち時間には「相談を受けてましたね。『結婚20周年なんだけど、妻へのプレゼントは何がいいかな?』とか。私は結婚してないから何がうれしいか、分からないんですけど」(畑岡)。あえてプレーとは関係のない話題で畑岡をリラックスさせた。

 また、同キャディーは畑岡がスタートする数時間前に連日、ギャラリーに交じってコースを歩いた。「8~9ホールぐらいかな。ピンが傾斜に対してどの位置に切られているのかを見て、ベストなポジションを確認していたんだ」。選手やキャディーはグリーンの傾斜もピンの位置も詳細な図を持っているので、必ずしも必要な作業ではない。見つけ出したベストなポジションに畑岡が指示通りに打ってくれるという信頼関係があるからこそ、これを続けられるのだろう。

 次戦の「ビュイックLPGA」(17日開幕、中国・上海)から主戦場の米女子ツアーに復帰する畑岡は「(今季中に)あと2勝したいです」と力強く宣言。頼もしいキャディーとともにシーズン終盤を戦い抜く。