【国内女子ツアー】シブコ 来週JKキャディーと合体

2019年09月19日 16時30分

勝利予告!? 渋野は本紙に向けて笑顔でVサインだ

 来週は奇策で勝負!? 女子ゴルフの渋野日向子(20=RSK山陽放送)が18日、国内ツアー「デサントレディース東海クラシック」(20日~、愛知・新南愛知CC美浜C)に向けて練習ラウンドを行った。今大会ではプロキャディーとコンビを組むが、来週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(27日~、宮城・利府GC)ではなんと女子高生をキャディーに起用する。新たな試みは吉と出るか、凶と出るか…。

 インの9ホールをプレーした渋野は33位だった先週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」と比べ「ラフはそこまで長くないので、先週ほどの難しさはないのかなと思う」。昨年の優勝スコアは通算15アンダーとあって、今年も10アンダーを超える伸ばし合いになることを想定している。

 8月の海外メジャー「AIG全英女子オープン」優勝後の数試合を振り返り「プレースタイルが変わってるところがあると思う。攻めてはいるつもりだけど、笑顔が少なかったり、楽しんでいない感じがします」。オーバーパーなしの連続記録がかかっていたこともあり、スコアをまとめたいという意識が少なからずあったようだ。

 そんななか、来週は大胆な策に出る。「ミヤギテレビ杯――」でキャディーを任せるのは滝川第二高1年の湯浅芹(16)。5月から青木翔コーチ(36)の指導を受けており、渋野にとっては“妹弟子”だ。昨年は「日本ジュニア女子12~14歳の部」で5位。強豪校に進んだ今年は1年生ながら団体戦メンバーに名を連ね、安田祐香(18=大手前大1年)、古江彩佳(19)が抜けたチームの全国6位に貢献した。

 一方、渋野は今季、ほぼすべての試合でツアーで活動するプロキャディーとコンビを組んできた。有望なジュニアとはいえ“素人”キャディーとは初のタッグとなる。起用の理由を青木コーチは「他にお願いする人がいなくて(湯浅に)『やってみる?』と聞いたら『やりたいです』と言ってきたというのが、正直なところです」と苦笑いしながら説明。続けて「いつもプロのキャディーにマネジメントしてもらっているんで、たまには全部自分でやるのもいい経験になると思います」と話した。

 湯浅は「日本女子プロ」を観戦に訪れ、今季11試合で渋野とコンビを組んだ定由早織キャディー(27)に“緊急弟子入り”した。定由キャディーは「シブコが何か聞いてくるときはだいたい背中を押してほしいときなので、ゴーサインを出すってことぐらいですかね」とアドバイスの中身を明かした。

 渋野の国内での今季獲得賞金は約9200万円。今大会で優勝すれば、目標の1億円に到達する。「今週は勝つしかないので難しいですけど、あんまり先延ばしするのも“アレ”なんで、早くできればと思っています」(渋野)。来週は1億円プレーヤーとしてJKとのコンビを結成する。