【国内男子ツアー】来季男子新規大会 初のプロアマ形式は起爆剤となるか

2019年09月03日 16時30分

大会発表会見に出席した青木会長(中央)、石川(左から2人目)ら

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)とゴルフ用品販売「ゴルフパートナー」が2日、来季の国内男子ツアー新規大会「ゴルフパートナー プロアマ」(来年7月8~12日、茨城・取手国際GC)の開催を発表した。

 プロとアマチュアが2人ずつ4人一組でラウンドする、ツアー大会としては日本初の形式。プロアマは通常、本戦前に主にスポンサー関係のゲストとプロが一緒にプレーする「接待ゴルフ」に近いものだが、同大会ではアマは予選を勝ち抜き出場権を得る。7月8日と9日の2日間はダブルス戦が行われ、アマの成績は各1日の18ホールで完結。11日と12日は、アマは2日間36ホールのストロークプレーで順位を争う(ダブルスとストローク戦の出場枠は別)。これと同時進行で、プロは4日間のストローク戦を行うという異色の大会となる(10日は予備日)。

 さらにプロアマに出るアマが“身銭”を切ることはまずないが、この大会の参加者はダブルスが2人で11万円、ストロークプレーは2日間で8万2500円(いずれもプレー代)を払う。これは取手国際GCの通常のビジターフィー(平日約2万5000円、土日約3万円)を上回る。この差額はプロと一緒に回ることへの期待値にほかならない。

 会見に出席したJGTOの青木功会長(77)は「女子ばかり取り上げられてるけど、男子もできるというのを見ていただきたい」。選手会長の石川遼(27=CASIO)も「(同形式の大会のある)米ツアーでは普段と違う和気あいあいとした雰囲気でやっていた。来年が楽しみ」と語った。

 一方で、不安な要素もある。通常のプロアマに出るプロはランキング上位など30人前後だが、この大会では出場する全員がアマと回る。プロアマに慣れていないランク下位の選手が大叩きなどでぞんざいな態度を見せてアマを失望させれば、大会の開催意義が問われることになる。果たして国内男子ツアーの起爆剤となるのか、それとも…。