国内女子ツアー「NEC軽井沢72」最終日(18日、長野・軽井沢72G北C=パー72)、アマチュアの安田祐香(18=大手前大1年)が連日の69をマークし、8アンダーの14位でローアマを獲得した。

「2~3メートルのパーパットが3~4回入ってくれました」とピンチをしのいでチャンスをものにする展開。3日間で最少の25パットでまとめ、ノーボギーのラウンドだった。

 また、この日はアン・ソンジュ(31=韓国)と同組でプレー。昨季の賞金女王は6アンダーの21位に終わったが「常にリズムが一緒で手首の使い方が上手で、見とれてしまうショットでした。アンさんはパットを7回ぐらい外していたので、入っていたら優勝争いしてるかな」。持ち味は同じく正確なショットだけに、間近で見た女王のプレーに刺激を受けたようだ。

 ラウンド中にはプロテストが話題に上がったといい「『なんで20人しか受からないの?』ってアンさんが怒ってました」(実際の合格は20位タイまで)。制度変更初年度の今年は安田らの世代と1学年下の高校3年生が同時に初受験。合格ラインに変更はないため、例年以上の狭き門となる。

 プロテストは今週から各地で1次がスタート。「日本女子アマ」優勝(2017年)の資格で1次、2次が免除となる安田は11月の最終から受験する。