岡本綾子 渋野日向子の大快挙に「日本の女子ゴルフが変わる」

2019年08月06日 16時30分

海外メジャー初出場で優勝した渋野(ロイター)

 渋野日向子(20=RSK山陽放送)の快挙に日本女子ゴルフ界のレジェンドたちが続々と祝福のコメントを出した。42年間日本の女子で唯一のメジャー優勝者だった日本女子プロゴルフ協会(LPGA)樋口久子顧問(73)は祝福とともに「全幅の信頼を置くコーチが、キャディーとして支えたことも大きな力になったと思いました」と師弟コンビを称賛した。

 LPGA小林浩美会長(56)は“世界で勝つ”を目標に2013年から4日間大会を増やすなどの強化策に取り組んできた。渋野の国内2勝はいずれも4日間大会。「日本でプレーしてメジャーに勝つのは私たちツアーにとっても悲願成就。第1号になってくれた」。畑岡奈紗のように早くから米ツアーを主戦場にする選手とともに「両方から世界と戦ってほしい」とさらなるスター誕生に期待を寄せた。

 1984年に同じウォーバーンでまだメジャーではなかった「全英女子オープン」を制した岡本綾子(68=ダイワボウHD)は「これで日本の女子ゴルフが変わりますよ。今までなぜだかスケールの小さいチマチマした感じになっていた日本ゴルフの雰囲気に大きな風穴をあけてくれた気がします」と大きな時代の波を感じたようだ。

 黄金世代は高校1年で勝みなみ(21=明治安田生命)がツアー優勝、高校3年で畑岡が「日本女子オープン」制覇と同い年の快挙を刺激に切磋琢磨してきた。渋野らと「全英」切符を争い、あと一歩で逃した河本結(20=リコー)は「ちょっと自信を失っていて、今の私が行ってもきっと何もできなかった。でも、渋野の優勝を見て“私にもできる”と感じている選手は多いと思います」。

 その思いは黄金世代だけのものではないはず。渋野が日本女子ゴルフ界の新時代への扉をこじ開けた。