【国内女子ツアー】成田美寿々11アンダー 五輪へ復調V

2019年08月05日 16時30分

 女子ゴルフの国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」最終日(4日、山梨・鳴沢GC=パー72)、3位から出た成田美寿々(26=オンワードHD)が70のラウンドで通算11アンダーとし、逆転でツアー通算13勝目を挙げた。

 4月の「ヤマハレディース葛城」で早々と今季初Vを飾ったが「調子を崩しながら、なんか分からないまま勝った感じでした」(成田)。オフに海外選手に負けない高い球を打つ練習に取り組み、それにこだわったことで、本来の武器である低く抑えたコントロールショットが打てなくなった。

 5月には2試合連続予選落ちを喫するなど、その後は低迷。「すぐ忘れちゃうんですけど、1か月ぐらい前に自分の武器が何なのか思い出しました」。高い球へのこだわりを捨てると2週前の「サマンサタバサ・レディース」で3位と復調。今週は「コントロールショットしか打ってません」と自分のゴルフを貫いて、2勝目を挙げた。

「リオにも出るつもりだったんですけどね(笑い)」とプロになった当初から目標は五輪。この1勝は来年の東京五輪出場への足掛かりでもある。

 海外メジャー「AIG全英女子オープン」での渋野日向子(20=RSK山陽放送)の優勝は代表争いをより厳しいものにするが「負けてほしいなんて思ってませんよ。日本のゴルファーとして勝ってほしい。(代表が決まる来年6月末までに)あと4~7勝すれば…。それでダメなら仕方がないと思ってます」。

 代表枠「2」に対し、今大会前の時点で成田は日本人9番手の世界ランキング72位。自分の武器を信じ、高いレベルでの代表争いに挑む。