【英国・ミルトンキーンズ4日(日本時間5日)発】女子ゴルフの今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」(ウォーバーンGC=パー72)最終日、2位に2打差の首位から出た渋野日向子(20=RSK山陽放送)が7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算18アンダーでメジャー初出場初優勝の快挙を成し遂げた。

 日本勢のメジャー勝利は、1977年の全米女子プロ選手権を制した樋口久子(現日本女子プロゴルフ協会顧問)以来で42年ぶり2人目。

☆しぶの・ひなこ=1998年11月15日生まれ。岡山県出身。両親は陸上の投てき選手。8歳でゴルフを始めた。ソフトボールにも没頭し、中学2年まで軟式野球部に所属。その後はゴルフに専念し岡山・作陽高で全国高校選手権団体優勝。18年夏にプロテストに合格し、今年5月の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で初優勝。7月に2勝目を挙げた。165センチ、62キロ。