【全英女子OP】渋野「69」9アンダー3差2位キープ 駄菓子パワーで攻めた

2019年08月03日 12時00分

絶好調の渋野。初出場でのメジャー制覇が見えてきた!?(ロイター)

【英国・ミルトンキーンズ2日(日本時間3日)発】女子ゴルフの今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」2日目(ウォーバーンGC=パー72)、渋野日向子(20=RSK山陽放送)が69で回り、9アンダーで初日からの2位をキープした。残り2日、日本女子2人目のメジャー制覇へ、12アンダーで首位のアシュリー・ブハイ(30=南アフリカ)を追う。渋野を含め、9人の日本勢のうち、1アンダー、36位のアマチュア安田祐香(18=大手前大1年)ら6人が決勝ラウンドに進んだ。

 海外メジャー初出場の渋野が2日目も快進撃を続けた。1番パー4では2打目をグリーン左奥に外したが「攻めていこうと思っていたので、外れたらあそこに行くと思っていた」と落ち着いてパーをセーブ。積極的なプレーは変わらず、2番パー5は1メートル、3番パー4は3メートルにつけて連続バーディーを奪った。4番パー4では下りの4メートルから「恐る恐る打ったらショートした」と3パットのボギーを叩いたが、直後の5番パー4でバーディー。消極的なミスをすぐに帳消しにした。

 その後はパーを重ねる展開となったが、16番パー4で1メートルのチャンスを作る。「入れたら(この時点で)単独トップだと分かったので緊張した」としながらも、きっちりこれを沈めた。

 渋野のホールアウト後にブハイが伸ばし、3打差の2位となったが、チャンスは大いにある。「優勝は考えちゃいますよね」としつつも「来年の出場権が得られる位置(15位以内)では終わりたい」と控えめに目標を口にした。

 心身ともに消耗するメジャーの優勝争いに突入するが、国内ツアー2勝はいずれも4日間大会で体力は十分。ともに筑波大陸上部で投てき選手だった両親から受け継いだパワーとスタミナは幼いころに夢中になったソフトボールでさらに磨かれた。

 エネルギー源は駄菓子。キャディーから「これが重いんじゃん」と冗談交じりに怒られることもあるほど、キャディーバッグに詰め込む。激辛のスナックからあたりめ、カルパス(サラミに似た加工食品)といったおつまみ系まで好みは幅広い。

「あと2日間は緊張すると思う。そのなかでどれだけスコアメークできるか自分との闘いになる」。1977年「全米女子プロ」の樋口久子以来となる日本女子42年ぶりのメジャー制覇へ、シンデレラガールは気合を入れ直した。