国内女子ツアー「センチュリー21レディス」2日目(27日、埼玉・石坂GC=パー72)、2位から出たツアールーキーの稲見萌寧(19=都築電気)が5バーディー、2ボギーの69で回り、7アンダーで単独首位に躍り出た。首位スタートの原英莉花(20=日本通運)は72のラウンドで5アンダーの2位に後退した。

 この日、最終組でプレーした稲見と原は昨年のプロテストに合格した90期生。ちょうど1年前の7月27日が最終プロテストの最終日とあって、稲見は「ラウンド中に原さんと『今ごろドキドキしてたよね』って話をしました」と明かした。

 29日で20歳になるため、最終日は10代最後の日。「いい日になるように、自分で頑張って勝ち取ります」。ツアー初優勝という新たな思い出の日をつくるつもりだ。