【テネシー州メンフィス26日(日本時間27日)発】ゴルフの世界選手権シリーズ(WGC)「フェデックス・セントジュード招待」(TPCサウスウインド=パー70)2日目、3打差の2位から出た松山英樹(27=LEXUS)は2バーディー、3ボギーの71で通算4アンダーとなり、13位に後退した。

 スタートホールの10番で6メートルのバーディーパットがカップを4分の3周して外れたのがこの日のプレーを象徴していた。

 続く11番は8メートルのフックラインを読み切ってバーディーを先行させたものの、17番はティーショットを左に曲げてボギー。その後18番、2番と取り返すチャンスもバーディーパットがカップに蹴られてしまう。

 それでも3番パー5で確実に伸ばし、4番も1・5メートルのバーディーチャンス。だが下りのデリケートなタッチのパットは、またもカップに嫌われた。

 この後6番と7番はティーショットがフェアウエーキープできずにボギー。パーオン率は初日と同じ72%を記録しながらもパットの不調でスコアを落とすことになった。

 米ツアーで最後の勝利は2年前のこの大会。とはいえ、今年から冠スポンサーも開催コースも変わり、全く別の大会に生まれ変わった。前週の「全英オープン」では1年ぶりの予選落ちとなったが心機一転。1週空いて8月8日からは、今季から3試合の短期決戦となったプレーオフも始まるだけに、そろそろラストスパートをかけ始めたい。