【英国・ポートラッシュ19日(日本時間20日)発】男子ゴルフのメジャー最終戦「全英オープン」2日目(ロイヤルポートラッシュGC=パー71)、初日7オーバーの144位と大きく出遅れた世界ランク5位のタイガー・ウッズ(43=米国)は4バーディー、3ボギーの70をマークしたものの、6オーバーの119位で予選落ちとなった。

 パーオン率が初日の55・56%から2日目は77・78%に向上するなど、明らかに調子を上げてきたウッズだったが、カットラインはどうしても遠い。

 10、11番の連続バーディーで4オーバーまでスコアを戻したものの、その後はチャンスを生かせない。上がりの17、18番は力尽きたように連続ボギーでのフィニッシュとなった。

 全英での予選落ちは自身3度目。今季は「全米オープン」でも予選落ちを喫しており、同じ年に複数のメジャーで予選落ちするのは3大会で予選落ちした2015年以来2度目となった。

「今年はメジャーでいいプレーができたのは1大会だけだった」。4月の「マスターズ」優勝で完全復活を世界に示したウッズだったが、その後は再び苦戦が続いている。