【英国・ポートラッシュ18日(日本時間19日)発】昨年の「日本オープン」優勝の資格で「全英オープン」(ロイヤルポートラッシュGC=パー71)に初出場の稲森佑貴(24)が3バーディー、2ボギーの70で回り、日本勢トップの20位で発進した。

「メジャーというだけあって雰囲気が違った」と緊張しながらのプレーも、今季の日本ツアーでフェアウエーキープ率1位、パーオン率も8位というショットの正確性を初めての全英でも発揮。この日は両部門で71.4%、72.2%と、全体の平均を10%超上回り、11番までに3バーディーを奪うと順位も1桁に上がった。

 最後は2メートルがカップに蹴られるなど「両方ともパッティングミス」と悔やむ16、18番で落とすもったいないフィニッシュとなったが「風を読めてピンチはあまりなかった」とコメント。2日目以降も好プレーをすることに期待がかかる。